小学校における英語教育に思うこと

今年の始めに国立教育政策研究所主催で

平成27年度 教育改革国際シンポジウム「初等教育段階における英語教育を考える~グローバル人材の育成に向けて~」の開催について

と題したイベントが開催されました。

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その中で上智大学 特任教授 言語教育研究センター長 吉田研作氏がおっしゃていた言葉にびっくりしました、

これはいつもユッキー先生が言っていること、と全く同じだったのです。

私よく小学校に行ったりするんですけども,ティームティーチングがなかなか難しいという状況ある こと分かるんですが,往々にして ALT が一人で教えてて,例えば担任の先生は一人一人の子供の横に行 っていろいろ指導したりしてるんですが,ALT と日本人の担任の先生間のコミュニケーションがすごく 少ない授業はたくさんあるんですね。

ほとんどない所がある。そういう状況だと,ネイティブスピーカー しか英語を使ってないんですよ。 でも子供たちは,ネイティブスピーカーのようになりたいんじゃないんですね。だから,むしろ担任の 先生が拙(つたな)い英語でもいいから,ネイティブスピーカーの ALT の先生と一緒になって,英語で デモンストレーションをやってるとか,コミュニケーションしてるというその姿を見て,子供たちは「先 生,かっこいい」と言うんです。

だって,アメリカ人が英語をしゃべるのは当たり前ですから,かっこいいも何もあったもんじゃない。でも,自分の先生だとか親だとか,日本人が英語をしゃべってるのを見たらかっこいいと思うんですね。その姿を見せてあげないといけない。

だから,日本人が英語をしゃべらなきゃいけないんです。英語は外国人でいいんだという発想は英語教育からもう払拭したい。 日本人が積極的に英語を使って,他のいろんな国の人たちと英語を使ってる姿を見せるというのが,若い日本人が英語を使って自分もやってみたいなと思う気持ちを一番育てると私は思ってるんですね。だ から,担任の先生にも英語をどんどん使って,ALT だとか他の先生たちとコミュニケーションしてる姿 を見せてほしい。中学校,高校の先生も同じなんですね。大学の先生も私は同じだと思います。そういう,日本人が英語を使ってる姿を見せてあげたい。ノーベル賞を取った日本人が,そんなにすばらしい英語じゃないかもしれないけれども,でもちゃんとインタビューに英語で答えてる姿を見たら,やっぱりかっこいいんですよ。かっこいいんだと思う。そういう姿を見て,自分もああいうふうになりたいなとい う,そういう若い日本人を育てるということが大事なんじゃないかなと思っています。 

そこで,アメリカ英語は誰のもの,アメリカ人のものですよね。アメリカ英語というのはアメリカ人が しゃべるもんだ。イギリス英語は誰のものといったら,イギリス人のものです。インド英語はというと, インド人のものです。だけども,これらの英語は全部私たちから見ると Their English です。自分のものじゃないんです,彼らの英語なんです。そうでしょ。自分がそのまましゃべれるかって,しゃべれないんで す。これは王,長嶋と同じなんです。ああいう野球はできないんです。自分はというと,日本人の英語は My English。これは慶應大学の田中茂範先生がよく昔から言っておられる,My English の重要性,私の英 語なんだということです。

そうなんですよね、子供に英語を習わせたいと思う親ごさんは、自分自身が英語に対してコンプレックスを持っている方が多いようです。

話せない、とか綺麗な発音でない、とか英語に対して尻込みしちゃっているのですね。私もそうでした。。。自分ができないから子供にはできるようになって欲しいと考えるのです。

小さい子供は、何のために英語が必要かなんて、まだ実感無いしわかりません。

そんな中で子供自らが英語が好きとか勉強したいと思うきっかけは、親が一生懸命英語を話そうととしている姿勢を見た時なのです。その時に自分も!って、やる気になるんです。

私の発音もお世辞にも綺麗とは言えないけれど、どんどん英語を使っています。

時々子供にその発音違うよって指摘されて、、教えてもらっています。

親子で同じ目的を持って一緒に成長していくことは、子育てのかけがえのない経験ですよね。

Let’s happy parenting! 楽しく笑って子育て!

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