「音楽を聞く」だけでは知能が発達しない?

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クラシック音楽を聴くと頭が良くなる

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クラシック音楽を聴くと頭が良くなると言われることがあります、理由としては音楽のα波(1/Fゆらぎ)が脳にいいから、やリラックス効果があるから、などと言われていますね。

では、この1/Fゆらぎとは何のことでしょうか、皆さんご存知かと思いますが

パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは0より大きい、有限な範囲をとるものとする。ピンクノイズとも呼ばれ、自然現象においてしばしば見ることができる[1]。具体例として人の心拍の間隔や、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、物性的には金属の抵抗、ネットワーク情報流、蛍の光り方などが例として挙げられる。

wikipedia 1/fゆらぎ:より引用

と言われるものです。

ではこの1/Fゆらぎは、クラシック音楽の長い1曲のどの部分のことを言うのでしょうか

どこを測定しているのでしょうか。

任意の小節を切り取っているのか。1曲丸ごとなのか。ミスタッチがあった場合それは途切れるのか。誰が演奏しても1/Fゆらぎなのか、楽器によって異なるのか、など

問題や疑問がたくさん出てきます。

これだけをとっても「1/Fゆらぎの効果がある曲の定義」はかなりあやふやなものですね。

現状においては、聴く人がリラックスすれば1/Fゆらぎはリラックス効果がある、と言っているにすぎません。

曲が同じでも好き嫌いがあるので、リラックスする人としない人がいるからです。

その場合は1/Fゆらぎ曲だけれどもリラックスできなかった、となります。

おかしいですね

そうなると胎児教育で多くある「クラッシク音楽を聴くと頭が良くなる」「この曲を聴けば親子共々リラックスして胎教に良い」というのは単に便乗商品を売りたい企業が言う商売上の迷信にすぎません。

では、音楽は知育と関係ないのか、と言うと決してそんな事はないのです。

「音楽を聞く」それだけでは知能が発達しないけれど、

「音楽を習う」ことで知能が発達する可能性については、どんな研究結果をもっても否定していないのです。

ホッとしました。

音楽を仕事をする立場から、音楽の力が肯定されることはとても嬉しいことです。


音楽の力

脳科学者として全国的に知られる澤口俊之先生(人間性脳科学研究所所長、武蔵野学院大学・大学院教授)は、「人生の成功に関係する全ての基礎がピアノで高められる」と説明されています。

ここでは両手を使うピアノだけに焦点をあてていますが、最近の脳科学の研究ではどんな楽器を習ったとしても、等しく脳を最大限に活性化させることが分かっています。

楽器を演奏しているときは全身運動しているときと同じように脳が活動し、驚くほど多くの情報を同時に脳が処理していることも明らかになりました。そして、脳全体が同時に活性化する中でも、Visual(視覚)・Auditory(聴覚)・Motor(筋肉運動)に関する脳領域が特に活発になることが分かりました。

いろいろな楽器や体を使って音楽を習うことが大切なのです。

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音楽と共に生きる

芸術は人類にとって生きる糧なのです。

古代から人間は音楽と共に生きてきました。それは、叡智を高めるための必然だったのです。人間は音楽がすきなのです!

音楽・芸術の存在価値は非常に高まっています。興味のあるかたは読んでみてください。

書に書かれていますが、幼児期から音楽を習うことはとても意味のあることです。特にピアノ、バイオリンに関しては2-5歳くらいで始めると基礎力が違います。

プロになるには小学校に入ってからでは、もう遅いのです。

とは言え、どちらも金銭的な負担がかかるので気軽に習わすことはできませんよね。
ただプロになることをせず、人生の糧になる音楽を習得するつもりで教室や先生を選べば
躍起に金銭をつまなくても、ピアノもヴァイオリンも習えます。

人生の共に音楽があることはとても豊かなことです。きっと困難にあったとき音楽が救ってくれるこでしょう。

私事ですが、思春期のころに親との葛藤の中、音楽に逃げ道を見つけて随分と救われました。

私はピアノは11歳からサックスは13歳から習い始めピアノは3年で辞めましたが、サックスは今も仕事で続けています。

もちろん一流のプロを目指した時期もありましたが、やはり素質や基礎力の差もあって断念しました。
だからと言って音楽がきらいになった訳ではありません。むしろ音楽のすばらしさを次世代に伝えたいと思っています。

こんな音楽との付き合い方も、音楽で”食べて生きる”一つのかたちです。

人生に正解不正解はありません。

子ども達にもこのすばらしさをたくさん伝えていきたいですね。

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